小職は、これまで、温熱（恩師故菅原努京大名誉教授、元国立京都病院長が創始者）放射線化学療法を通じて数千人のがん治療を経験し、国際学会（高橋信二記念三次元原体照射国際ワークショップ）の創始者として、世界に広げた高精度放射線治療で貢献する一方、ヒトゲノム25000種の内、4種のクローニングに成功するなど、遺伝子、細胞、臨床まで幅広い研究も経験して来ました。また、ここ10数年は、予防医療、人間ドック健診で10数万人以上の方々の生活習慣に関与して禁煙など行動変容の実現をサポートして参りました。
そして、昨今の臨床でAIを活用する動きや遠隔医療も本格化しており、個人情報保護の為のシステム構築も喫緊の課題となりつつあります。一方、近年は睡眠の役割が見直されており、小職は睡眠と医療ベッドのパラダイムシフトを志し、医学系及び工学系大学院、大学、大学病院などの先生方と共に睡眠に関係した先端医療を志向するチームを立ち上げております。今後、諸先生方のご指導を仰ぎながら、冬眠を応用した睡眠に関する新規治療法、目覚めず寝返りできる自動寝返り装置を発明し、研究開発も進めて参る予定です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スマート健康クリニック一之江
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　院長：中津川　重一